2002年5月6日月曜日

バス

gen1971gen2002-05-05  
 朝起きてフロントへ。明日のツーリストバスチケット予約を頼むが、どういうわけか明日明後日のポカラ行きは買えないとのこと。なぜ? ラジーヴによればバスの座席がフルなのではないかとのこと。ちょっとよそをあたってみるよと言ったところ、どこも結局は同じ会社に連絡してチケット買うから同じだよと言われる。そういうものか。
 とりあえずガートを歩いてダシャーシュワメードへ出て、今日もまたムーンスターレストランで、本日はエッグカレーとバターナン。その後コテージシルクエンポリウムへ行ってアニールにバスチケット状況確認してみようと思うが開いてない。隣の店の少年が今日は休みだと教えてくれる。仕方ないのでぶらぶら歩いてリンクシルクハウスへ行ってナトゥと雑談。するとツーリストバスは走ってないかもしれないけどローカルバス=ガバメントバスならあるのではないかとのこと。一度宿へ戻って一休み。それから念のためツーリストバスの確認をよそでもしたいのでサイクルリキシャでツーリストバンガローへ。しかしやはりここでも明日のポカラ方面行きはまったくないという。国境までもなし。そしてやはり理由不明。しかしなんとなく座席が埋まってるというよりもバス会社自体が休みなのではないかという印象。で、ツーリストバンガローの親父が言うには、ゴーラクプルまで列車で行ってそこからバスでスノウリまで行けるというのだが、なんだか高くつきそうだしインド列車の旅は嫌いではないがかなりめんどくさいものだったと記憶してるので今回はパス。それにまだガバメントバスの可能性があるし。で、そのガバメントバスのチケットが欲しいと伝えるとそれはバスステーションで買えとのことなので道を聞きながら歩く。バラナシカント駅のほぼ正面にありました。バスステーションの窓口でスノウリまでのバスについて聞くと、チケットは乗り込んでから買うシステムだという。毎日4:00/4:30/6:30/7:00/9:00/9:45発、それ以後午後出発もある。スノウリまでミニマムで6時間だとのこと。そりゃ無理だろう。この前スノウリからバラナシまで13?14時間くらいかかったんだし。あのときはトラブルがあったからそれをさっぴいて考えることはできるけど、でも6時間はあり得ない。まあ10?12時間かかると思った方がよろしい。で、てことはゆっくりバラナシを出ると半日かかっちゃって結局スノウリのやたらめったらきったないゲストハウスに宿泊なんてことになってしまう可能性があるが(5年前スノウリの宿に1泊したので汚いと断言します)、早朝のに乗ればその日のうちにポカラに行けるのではないか。ということなので明日は早朝4時のバスにチャレンジすることに決定。
 で、ゴドウリヤーまでサイクルリキシャで戻ったのだが、客が俺一人で大変軽いのか(僕は普段体重52キロくらいですが、旅行中はさらにやせて47?8キロくらいのはずです)とばしまくる。おかげで数台のリキシャをどんどん抜かしていくのだが、あまりにもぎりぎりの幅で走るためまるでベン・ハーのようです。恐い。でもなんとか無事到着。
 で、もう一回アニールの店に行ってみるがやはり閉まってる。そこでまたメインロードへ向かうと日本語話す葉っぱ売りが話しかけてくる。いらないので適当にあしらってると他のインド人男子がむこうにムケがいるよと教えてくれるので振り返るとムケがこっちに走ってくる。明日バラナシを離れることにしたから何かジュースでも飲むかと言うと腹一杯だから何もいらないという。お腹いっぱいと、たとえ建前でも言う人に無理矢理飲食物をおごるのも妙なので仕方なく俺一人でペプシ飲みながらムケとお喋り。ほんとにシルクも何も買ってあげなかったのにもかかわらずほんとにマンガのとおりにいい奴だったのだが、日本人のガールフレンドがいるということでイメージダウンです。こんちくしょう。ちなみになぜか彼の着ていたシャツにはでっかく「侍」というプリントがされていた。
 ムケと別れてガート沿いに宿へ戻る途中で先日俺にバングクッキーを売りつけようとして適当に断ったらまたお前が来ることを俺は信じてるなどと胡散臭いことを言っていた男に遭遇。俺を見るなり「ベリーバッドジャパニ、ベリーバッドジャパニ、死ネ」などと言う。ほっとく。
 ホテルに戻り、ラジーヴとその友人と3人で南インド料理屋へ行きマサラドーサー。先日映画を俺がおごったことと、明日朝俺がバラナシを出ていくということでラジーヴがおごってくれる。で、その食事の際に、先ほど「死ネ」とわざわざ日本語で言われたことが非常に不快であったので、2人にこんなことがあってこんなことを言われたんだよとついつい愚痴をこぼすと、どこの人物かと問われるのでホテルから路地へ入ってどこそこの彫像屋の男だと答えるとラジーヴはともかくその友人は誰だかあっさりわかった様子。近所でも札付きの鼻つまみ者だったらしい。あぶねえなあ。迂闊に相手するもんではないということですね。なんでもかんでも現地の人を邪険にする旅行者(ダッカで同じ部屋になった男とか)を見てそういうのは嫌だなあと思ってたんだけど、しかしそれはそれで危険です。で、まあとにかく俺がそういうことを話したことで彫像屋の男は一つ格を下げたようで少しすっきり。話すもんですね。で、宿に戻ってフロントでラジーヴとお喋り。彼は早朝はいないのでこれでお別れなのである。そんなわけで明日の朝は異常に早いので8時に切り上げる。荷物整理してシャワー。早めに就寝。

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