2002年5月3日金曜日

16 DECEMBER

gen1971gen2002-05-02 
 医者の日。フロントで病院の場所を聞くと、実は今宿泊客の一人が調子悪くて医者が来てるから、その先生が降りてくるまで待てとのこと。どうせ注射うつだけなのででっかい病院である必要も特にないためフロントで待つ。するとドクターが降りてきたので事情を話し、彼のバイクの後ろにまたがって薬局へ。狂犬病予防注射セットを買ってこいと言われ、そのとおりに。薬局の兄ちゃんは冷蔵庫から出してほらよっと放り投げてくるんだけど、こんなに簡単に出てくるってことはやっぱりこのあたりでは多い病気なんでしょうね。でもって再びドクターの後ろにまたがると物凄く近くにあった彼の医院へ到着。その場で注射うってもらうことに。しかしドクターったら薬の梱包といて注射の準備してる間、どうやら手を洗っておらず、途中で気付いて手を洗う。スリリング。旅行保険証を見せるがどうもよくわからず、とりあえず金払って手紙を書いてくれる。実際に帰国後レシートを提出して返金てことなのかもしれないけど実はきちんとシステムを理解してないのでわかりません。で、カルテ記入の際にドクターは冗談でお前は男か女かなどと聞いてくるのでこちらもわざと一瞬迷ってちんこ確認するそぶりをするというくだらないことで返すとばかうけ。かえって自分が情けなくなります。

 その後アショカレストランでターリー。が、朝からターリーはちときつく、その上蠅がものすごいため食欲減退。残す。店員は辛かった? とか聞いてくるがそうではなく申し訳なくそそくさと店を出る。一度宿へ戻りガート沿いに散歩。

 午後、ホテルのフロントマンと約束してたので戻って彼とその友人と一緒に3人で映画。作品はマニ・シャンカール監督の『16 DECEMBER』。聞いたことある名前の監督だから有名なのかな? と思ってたんだけど帰国して今これ書きながら調べたらラヴィ・シャンカール(インド映画音楽の人)と勘違いしてました。日本では公開作なし。でもってこの映画、『スパイ大作戦』インド版といった趣で、全体的にインド映画としてはシャープな感じでテンポよくてかなりハリウッド映画を意識してる、ある意味新たなるタイプのインド映画なんだけど(俺の観てきた範囲で)、こっちとしてはそういう他の国でありがちな映画ではなくいわゆる歌って踊るインド映画を観たくて来てるのでちょっとなあ。歌も踊りもなくはないんだけど、歌の大半はスパイチームのこれまでの活躍をカットバックでみせるところでのBGM的な使われ方をしてるのでかなりそういうインド映画的なのとは違うのね。そんなわけでフロントマンはかなりいい映画だと言ってどうやら本日すでに数回目の鑑賞だったらしいんだけど、すまんが俺はいまいちだった。事実それほどうまいわけではないスパイサスペンスといった感じ。

 宿に戻ってガート前にある火葬場をしばらく眺める。その後歩いてダシャーシュワメードガートへ。本日は大規模なプージャが行われており、河では精霊流し、ガートでは大勢の人々が音楽を奏でながらお祈り。音がでっかいのでほとんどお祭りであるが。しばらく見学の後、夕飯食って戻る。以上。

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