2002年4月26日金曜日

犬に噛まれる

gen1971gen2002-04-25 
 カトマンズ二日目。ストライキ中なのは相変わらずなのでぶらぶら。昨日よりはシャッター開けてる店は多い。スワヤンブナートまで歩く。一応地図を頭に入れて、道行く人々に聞きながら片道1時間近くかかって到着。門から階段を上っていくと異常な数の土産物屋で、適当にあしらいながら進むと物凄く急な階段が出現。かなりきつい。ぜいぜいいいながらのぼると、あと数段でゴールというところで切符売り場があり、50ルピー。ここまで来て高いといって降りるのも馬鹿らしいので払って入場。通称モンキー・テンプルというだけあって猿はそれなりにいるが、犬も猫もいる。いわゆるネパール的な目ん玉のついた塔やマニ車。敷地が結構広いので時間をかけて歩く。ぱっぱか見ても時間を持て余すだけだし。猿に近づいた白人観光客が腕にかみつかれて大騒ぎしていた。しばらくのんびりしてからまた急な階段を下りて、やや異なる道を通ってタメルへ戻る。

 途中子供たちに囲まれ、各国の首都を当てるからクイズを出せと言う。日本は? トーキョー。ネパールは? カトマンズ。 アメリカは? ワシントンDC。などなど。でもしつこいしこっちはちっとも面白いわけではないので疲れたからとか言って別れる。宿に戻って、まだ数日先ではあるけどバラナシ行きのバス予約できるというので頼んでおく。

 タメルから南方面をぶらぶら。途中ちょっとした広場でくつろいでると現地の子供がザ・ロックのTシャツを着ていたので「ロックだね」とか声をかけると、その他のガキも群がってきて、何やらガムの包み紙みたいな小さな紙に印刷されたWWFスターのコレクションを見せられる。これがロック、これがアンダーテイカー、これがスティーブ・オースティン、などなど。中にはロックのマイクパフォーマンスを真似する子供も出る始末。しかし英語はわかってないようで「スメル」の「ル」でやたら巻き舌になってる部分だけのモノマネである。カトマンズではWWFが人気なんだなあということを理解する。

 ダルバール広場へ。そっからまた歩いて、街をぐるりと反時計まわりにまわって戻る。途中狭い道に山車みたいなのが出ていてすげえ人が群がってたのだが、ややツーリストエリアからはずれたせいか英語を誰も解さず、これが一体なんのためにあるのかといったことはさっぱりわからなかった。宿へ一度戻り、ちょっとしてからまた外へ。ぶらぶらしてたら犬が沢山いて、中にはしっぽふって寄ってくるのもいる。なでると喜ぶので調子に乗って次々となでまわしていたところ、そのうちの一匹に突然左手を噛まれて血がぼたぼたとたれる。急いで宿へ戻り、手を洗ってからフロントに相談。するとそりゃ大変だよとのことで医者へ連れて行ってくれるという。でもって着いていくとなんかいきなり薬局に行くのね。恐いから薬局じゃなくて病院に行ってくれと言って、かなり歩いて病院へ。とりあえず消毒して包帯巻いて注射。ちょっと検査するから待てといわれ、フロントマンは先に帰って一人で待ってると君は狂犬病だから入院だと言われてしまう(帰国後にわかるが実際に陽性だったわけではなく、可能性があったからとりあえず入院てことだったらしい)。てことで一泊入院。ドクターもナースもマネージャーもいい感じでテレビもありメシも出るが、ベッドがやけに固く蚊が耳元を飛び回りほとんど眠れず。蚊を避けるために毛布を肩までかぶってたために顔をさされた。

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