2002年4月24日水曜日

ダッカ

 10時頃起きて11時頃チェックアウト。旅行代理店に行き荷物をあずけ、朝食を採るためにMOM'S GUEST HOUSEのあった場所にあるこぎれいな食堂へ。一昨年行ったときはすでにゲストハウス経営はしておらず、しかし同じおばちゃん(これがマムなのかは結局確認せず)が食堂を経営していたのだが、とうとうそれもなくなり内外ともに完全リニューアルされていた。が、何もかも新しくなっていたわけではなく、以前ここで働いていた女性陣の一人、最もリーダーっぽかったねえちゃんがここでもリーダーっぽく働いていた。事情は一切聞かなかったけど。むこうはこっちを覚えてないだろうし。

 食後にまだまだフライトまで時間があったので本日はパンティーププラザへ。場所はうろ覚えだったのだが、確かあそこだと見当をつけて昨日と同じく47番のバスに乗り、マーブンクロンセンターで降りてかなり歩いて辿りつく。道順は記憶通りだったが距離は記憶の数倍。バンコクの気温と湿気とあいまって大変疲れます。中へ。サパーレックが徐々に電脳から撤退しつつある状況とは異なり、こちらは相変わらず。予想していたとおりエミュレーター+ロムイメージのCDロムが多数あるが、いまいちどの機種用のものなのかとかがわからん。多分ウインドウズだろうけど。まあ今日買うわけではなくあくまで視察だからいいでしょう(しつこいようだけど買ったら違法です。買ってません。でもこの時点では買おうと思ってた)。

 その後伊勢丹ZENデパート方面からまわってマーブンクロンセンター方面へ出て再びバス。しかし47番のバスの前に来た15番に乗る。確かカオサン近くをこの番号のバスも走ってたと思ったから。だから問題なかろうと思ってたら47番と明らかに異なるルートを走る。これは結局乗り換えかと思ったら、結局別ルートでカオサン方面へ出る。腹も減ったので昨日と同じイサーン料理屋台へ行くとおっさんがやってきてこれから開店準備だとのこと。時計をさして15分後に戻ってこいと言われる。なのでバンランプーをぶらぶら。近くにあるニューワールドデパートへ入ると、前々から相当さびれてたがそれはいっそう進んだようで1階以外営業していない。2階はトイレのためだけにいけるようになっている様子。壊して別のことに土地を役立てた方がずっといいのではないか。客もほとんどいないし。戻って食事。

 旅行代理店へ。エアポートバスに乗り込んで空港へ。チェックイン後時間があったのでバーガーキングへ。イミグレーションとゲートをくぐり飛行機に乗り込む。2時間くらいでバングラデシュのダッカ到着。トランジットで一泊は初めてだったのだが、他にもそういう旅行者が結構いたので安心。みんなでミニバスに乗ってホテルへ。車窓からの風景はやたらと排気ガスのひどいインド。1時間くらいでホテルに到着。一人だったために少し待たされ、他に一人で来てた日本人男性と相部屋に。しかしこいつがなあ、なんだか物凄くつまらないタイプの人なのである。どうやらバンコクに部屋を借りて住んでおり、そういう海外慣れ(というかアジア慣れ)した自分のスタイルが多分好きなタイプ。で、そういう「慣れ」を表現する方法として、旅行中に周囲に存在するいろんな出来事に対して興味をまるで持ってないかのように振る舞うのである。ああ、それはもう知ってるから……、とか、ああ、そういうのもありますね……、とか、そんなタイプ。例えば中学生くらいの年齢で男女混合グループで遊園地に行ったりするとするでしょ。ああいうところはある程度自分から積極的に楽しめば楽しい場所であると思うのだが、しかしたいてい中学生くらいで行くとなると休日なので遊園地は混雑してますね。なのでアトラクションに並ぶわけだけど、並んでる時間に対して「なげえよ」とか「ああつまらないなあ」とか場がもたなくて口にしちゃったり、アトラクションに対しても「子供っぽいよな」とかわざわざ発言することで場の空気をつまらない方向へのみ導くような人っていたでしょ。ああいうタイプですね。例えばそういう同じような意味の突っ込みでもそれ自体に工夫があって楽しませるというふうにはなってないんですね。遊園地や旅行といったイベントだからといって過剰になんでも感激しちゃう人というのもあれだが、このような、反応することの照れくささの反動からつまらないという態度をとっちゃうことでほんとにつまらなくしてしまうようなタイプの方が嫌だなあと改めて気付かされた次第。具体的にどのような会話等でそう判断したのかは記してもそのあまりのつまらなさに書く方もわざわざ読んでくれる方も単につまらないだけなので書きません。そんな気力ないよ。だもんで実際この時もろくに会話する気にならず俺はさっさとシャワー浴びて寝た。

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