2016年5月2日月曜日

GW三日目LGBTAIカルテル

5月1日(日)
 せっかくなのでもうちょっと日記ブログを続けてみる。これが最後になるかもしれませんが。

 仕事。しかし以前の日記ブログ時代でもいちいち仕事したとか書いているのだが、自分で読みなおしても何の仕事だったのかわからず、かといって署名記事でない場合や公開前のモノはその詳細を書くわけにはいかず、であれば他人が読んだらなおさら意味がわからず、わざわざ「仕事」と書いてしまうと今度は特に誰も興味ないかもしれないけど仕事がない日、なさすぎる日々がバレてしまったりするわけであり、公にできる段階での告知はするにしても、そのための下準備としての仕事をしたとかどうとかいちいち書くのはもうやめるべきでしょう。日記的に書いている事情で仕事でどこそこへ行ったみたいに書く必要性がある場合は書くが。もっとも日記ブログが今後もまた続かない可能性が大なのでこうした心配をするだけ無駄かもしれないが。

 能町みね子『トロピカル性転換ツアー』(文春文庫)を読む。私自身はいわゆるLGBTいずれにも当てはまらないので(と、自分では現時点ではそう思ってるので)、あくまで興味本位で読むことにならざるをえず、でもそうした好奇心で読んでくれていいですよ、というスタンスで書かれていて、声高にLGBTの生きづらさのようなものを主張するわけでも全くなく、個人的にはタイでの入院記として大変だなあ、でもこののんびり加減もタイっぽいなあ、と楽しい紀行文として読んだ。『オカマだけどOLやってます。完全版』(文春文庫)のストレートな続編なのでセットで読むべし。と書いたところでコアなファンはとっくに読んでるんだろうけど、俺は昨年頭ぐらい、逸ノ城がモンスター呼ばわりされたあたりから相撲を見るようになり、その流れの中で相撲ファンとしてあちらこちらに登場する著者の発言を追うようになり、そこから今度は出演されているテレビ番組を観たりする、というような、完全に遅れてきた読者なのです。他の本も今後読んでいきたいと思います。『久保みねヒャダこじらせナイト』もいいけど『グッドモーニング!!!ドロンジョ』も大変良かった。あと、14〜15ページにある手術の理屈のところを読んで反応してしまった感覚が16ページに載ってるイラストそのまんま。俺、完璧にこうでした。
トロピカル性転換ツアー (文春文庫) オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)

 昨日買った『SFマガジン』2016年6月号をパラパラ見てたらジョン・スラデック『ロデリック』(河出書房新社)が非常に気になる。人工知能を搭載したロボットが人間社会で生活するがことごとく会話がかみ合わない。人工知能搭載ロボットと人間がかみ合わないのみならず、人間同士のやりとりも実はかみ合っていない、らしい。書かれたのは1980年。相当に読みにくい小説らしいのだが、この内容がもっと広く読まれていたなら昨日のブログに書いたような『ターミネーター2』的な底の浅すぎる「人の感情を持った人工知能」みたいな「いいね!」がいっぱい付きそうなどうでもいい話なんか恥ずかしくて発表できないのではなかろうか。
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 Netflixで『ブレイキング・バッド』シーズン5の14・15・16話、続けて鑑賞。16話はシリーズ全ての最終回。とにかくあっちこっちに拡散したあらゆる問題にほとんどすべてきっちりケリをつける怒涛の展開。もうこれしかねえよなあ、と。とはいえ連続ドラマではありながらも一回一回の構成がきっちりしているがゆえに、今描かれているこの問題をこのエピソードのテンションのまま同じエピソード内で展開・決着させてほしい、という思いはしかし、1話50分弱なので次回に続いてしまったり、あるいは予想外にスピーディにカタをつけちゃったりする感じもあり、やっぱり3話まとめて観ちゃうんじゃなくて1週間に1話ずつ、という本来の放送時のような焦らし方であえて鑑賞すべきだったかもなあ、とも思ったりします。まあでも3年だか4年かけてじっくりじっくり楽しんできたのを裏切らない傑作なのは間違いない。一気に観るのは苦手なので仕方ない。ちょっと間を置いてからスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』を観ることにします。
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2016年5月1日日曜日

GW初日二日目ジンガイラ

4月29日(金)
 ゴールデンウィーク初日だというのに個人的には今年始まって以来最も忙しい1日。といってもウェブ原稿3本書く程度ではあるのだが。もっと詰め込めるはずだが疲れちゃうとかそもそも仕事依頼があるかどうかといった問題もある。それでも仕事いただけるだけありがたいことであります。せめて締切だけは守ります。

 Huluで『ターミネーター2』。filmarksに書いた感想転載。2作目はシリーズ中で一番人気で、豪快さ痛快さは確かにぶっちぎりではあるのですが、個人的には公開時から「面白いけど好きになれない」という感想変わらず。その理由、問題点は実にはっきりしていて、タイムトラベルと人工知能という二大SF要素をお話しの軸にしながら、前者は本作の展開から確実に生じるはずのタイムパラドックスを完全に無視してることと、後者は今なら大量に「いいね!」がつきそうな安易な感動話に落としちゃうところです。もっともそれがあるからこそのわかりやすさ痛快さ面白さなんだけど。で、おそらくは同じようなところが気に入らない人たちによって作られた3作目でそこんところをどうにか解消しようとした結果、人気が全然獲得できないものに仕上がっちゃう、と。でもって私は3作目のオチが好きだったと記憶してるので、近々見直して確認したいと思います。
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4月30日(土)
 『ブレイキング・バッド』第5シーズン13話、いよいよシリーズ全てのクライマックス! としかいいようのない展開でこのまま続けて残り3話を観てしまいたいが、用事があるため断念。
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 近所の書店で能町みね子『トロピカル性転換ツアー』(文春文庫)、『SFマガジン』2016年6月号、『映画芸術』455号購入。
トロピカル性転換ツアー (文春文庫) SFマガジン 2016年 06 月号 

 人形町のBase KOMにて近藤啓二監督作品上映会。一昨年の夏にUPLINKで公開時になぜか2回も足を運んだ『昭和極道怪異聞ジンガイラ 仁我狗螺』と、同じく近藤監督の短編『PHANTOM』(シネマジャンクション2015柏原寛司賞受賞作)との2本立て。

 以下filmarksに書いた『ジンガイラ』の感想転載。初見時には思わなかったが、今回はクオリティとか製作・成立過程とか、ついでに内容的にもサム・ライミの『死霊のはらわた』もしくはそのパイロット版『Within the Woods』のようだなあと感じ、本作をベースに『死霊のはらわたII』のような『ジンガイラ2』を作るといいんじゃないかと思いました。つまりは『ジンガイラ2』も『死霊のはらわたII』と同様に冒頭で本作のダイジェストのようなハイテンションかつハイテンポなリメイクを一気にやって、以後そのテンションとテンポのままで本作独特の奇妙な設定をドバドバ繰り出しとんでもないところまでいっちゃう、みたいなイメージ。
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 観終えてからBase KOM上階の喫茶店三日月座を借りきって、同2作クルーを交えての打ち上げに、単に監督の友人でありながら参加させていただく。それにしても2作とも自主映画でありながらプロの俳優に出てもらっていることもあってか、とにかく女優が美人揃いなのは素晴らしい。『ジンガイラ2』が実現するなら共同脚本などでぜひ参加したいのでついては美人女優さんとお会いする機会も作っていただきたい。

 録画しといた『トットてれび』第一話を観たら満島ひかりの黒柳徹子っぽさと吉田鋼太郎の森繁久彌っぽさが物凄い。同時期の黒柳徹子を斉藤由貴が演じた『トットチャンネル』を未見なのが悔やまれます。見比べたい。
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 と、夜中の勢いでかつてのような日記ブログを書いてみましたが、続くとは限らない。