2015年1月26日月曜日

海の上の密売人

 連続更新を再開したつもりが三日坊主どころか二日でストップしてしまった。しかしもう飽きたというわけじゃないのです。三日分まとめて書きます。誰も読んでなくったっていいんです。備忘録なんです。忘備録? 備忘録? 大辞林で備忘録をひいたら忘備録も載ってたのでどっちでもいいみたい。たまに防備録って表記を見かけますがそれはさすがに変換間違いです。なお以下、どれがいつのことだかすでに曖昧だが、鑑賞記録を参考にしてるので順番は間違っていないはずだ。

 『海の上のピアニスト』鑑賞。
海の上のピアニスト [DVD]
 『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督による名作として随分話題になった映画ですが初見。そもそも俺、『ニュー・シネマ・パラダイス』自体が感傷的すぎてあんまり好きじゃないのよね。初公開版と完全版両方とも劇場で観てるけど。両方とも文芸坐で何かと二本立てだったけど。で、この映画もやっぱり感傷的なのでした。それ自体が見どころの映画なわけだけど。ケレンとハッタリ演出は嫌いじゃないんだけど、その理由は同じくイタリアの監督セルジオ・レオーネの後継的なくどさわざとらしさゆえなんじゃないかなーと。とはいえ繰り返すけどレオーネ的ハッタリとケレンがいちいち感傷的な方向にシフトして、それこそがトルナトーレなんだろうけど、そこがあんまり好きじゃないのよね。ダメな映画ってことじゃなくてあくまで好みの問題として。感傷的な映画という方向性では大成功してると思います。

 BS世界のドキュメンタリー『イスラム国はなぜ台頭したのか』を見る。例の人質事件があったからこそ録画データから探して見たんですけど、つくづくなぜ台頭したのか、というかイスラム国の成り立ちについて無知だなあ、ニュースちゃんと追えよ、俺、と反省。イスラム国の成り立ちが非常にわかりやすくまとめられていたので、知らない方は再放送があったらぜひご覧あれ。だったらお前がまとめてここで説明しろよと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、見て録画消して細部をあっという間に忘れたので無理です。

 『プッシャー』鑑賞。
プッシャー(〇〇までにこれは観ろ! ) [DVD]
 『ドライヴ』とか『オンリー・ゴッド』とかで人気のニコラス・ウィンディング・レフンの監督デビュー作。『タクシードライバー』とか『スカーフェイス』とか『マッドマックス』とか『燃えよドラゴン』とかの写真やポスターが劇中あちこちに貼られていて、つまりはそういう男の映画なわけだけど、しかしそう思って観てると違うタイミングで映画が終わる。どういうことだよ! と思うが、シリーズ三作目まであるのでちょっと続けて観てみたいと思います。レンタルで見かけた記憶がないので録画しといて良かった。

 なんてことを思いつつ『プッシャー』の再生を止めたら、イスラム国の人質事件が非常にイヤな展開をしていた。念のため、

 というツイートをしておきました。といっても俺のメッセージがみなさまに届くわけではないしいろんな考え方の人がいらっしゃいますので、しばらくは積極的にネットを覗かないようにしたいものです。ただひとつお伝えしておくと、俺はホラー映画やスプラッター映画は好きですが、あれらとホンモノは全く違うものですからね。ホンモノと思いきやクソコラグランプリ参加作品だったらいいのに。

 人形町で20人ぐらいの会合。その後15人ぐらいでファミレスでお茶会。お茶ではなくドリンクバーでコーラ三杯。

 ドキュメンタリーWAVE『域外派兵で何がおきたのか ドイツ軍アフガン復興支援活動』を見る。ドイツは侵略戦争を禁じる基本法があったのにアフガン派兵しちゃったために起こった悲劇を追うというものですが、なんというかタイムリーな内容。放送してたのは昨年9月だが。録画してたのを今頃見ただけだが。

2015年1月22日木曜日

夢は荒れ地を

 イスラム国の日本人人質事件に関連してイスラム学者の中田孝氏とジャーナリストの常岡浩介氏の会見が行われたのだが、リアルタイムで追うのに乗り遅れたので、記事としてまとめられたものをざっと読んだ。具体的にはここここ。という話題を出したからといって、私自身の政治的思想的立ち位置を示したいとかではなく、その手の記事に「いいね!」して考えてるそぶりを示したいわけでもなく(と書きながら両記事に「いいね!」してるけど)、というかむしろ政治的思想的および宗教的な話題等々には極力無関係でありたい、というか明確な立ち位置を示すには私は知識も経験も考えも足りないので、下手なことは言いたくないのであります。ただひとつ、今回の事件に関連しての今回の会見から思い、書いておきたいのは、今がまさに中田氏と常岡氏がこれまで長年にわたって積み重ねてきた知識と経験と人脈を総動員してフル活用するタイミングであり、しかし同時にその知識と経験と人脈によってとんでもない逆境に立たされている状況であり、つまりはエンターテインメント的な観点からみるとクライマックス直前のとんでもなく盛り上がる、シド・フィールドの脚本術的なことでいえばプロットポイント2に該当する部分だなあ、ということです。自分の政治的思想的宗教的立ち位置を示したくないからそうしたところとは関係ない話題で書いたものの、徹頭徹尾無責任すぎてかえって不謹慎になってしまったかもしれないが、今まさにそういう盛り上がっている展開の重要なところだと私が認識している、というところから、私が今回の件をどう見ているのかを勝手に想像していただくことは自由です。まあ俺がこれをどう考えてどう見ているのかなんてことに興味がある人がいるとは思えず、なんとも自意識過剰だなあと思ったりするのだが、ブログは自意識過剰な人のメディアだと思ってたりするのであり、その辺は自覚してるんですよ、自覚した上で更新再開してるんですよ、ということでもあります。

 船戸与一『夢は荒れ地を』読了。
夢は荒れ地を 夢は荒れ地を (文春文庫) 夢は荒れ地を (集英社文庫)
 今世紀初頭のカンボジアを舞台に描かれる船戸与一お得意の冒険小説。面白い。が、現カンボジア政権がベトナムの傀儡政権であるというのは他でも目にしてるけど、だからといってちょっとこの小説、クメール・ルージュ擁護とまではいかないまでも、ややその気があるような気がするのがひっかかる。主人公側につくクメール人が元クメール・ルージュといいつつもベトナムのカンボジア侵攻後に参加したという設定で微妙にあの時代の残虐行為の責任からは逃れてるように描いてはいるものの、なんかちょっとなあ。あれは過剰宣伝だ、という描写も出てくるし。そういうのを気にしなければさすが船戸与一、というおもしろさなんだけどね。クメール・ルージュの悪印象が俺の中に刷り込まれちゃってるからその辺引っかからざるを得ないですね。以前プノンペンのキリングフィールドやトゥールスレンに行った際、クメール・ルージュの悪印象を過剰に演出しすぎてる、何らかの印象操作が行われている、ように感じたのも事実だが。

 随分前に録画していた『SWITCHインタビュー 楳図かずお×稲川淳二』を夜中に見る。見始めてすぐ、あ、これ夜中に見ちゃったら怖くなっちゃうかもなあ、と思ったが、二人ともユーモラスなキャラクターの方が前面に出ていて全然怖くなかった。

2015年1月21日水曜日

落選

 長らく不定期にもほどがあるあまりにも更新しなさすぎる期間が続いたこのブログだが、夜中の思いつきでテスト的に初期のように毎日更新してみることにしたい。要はウェブ日記であるが。このテストが三日坊主で終わるかもしれないが、書いている今はちょっとやってみようと思ってるので、それでいいじゃないか。

ということで本日、午後起床、新規案件になるかもしれない仕事の打ち合わせ用にネタ探し。なかなかいいのが見つからないまま外出する時間となる。締切は明日中なので続きは帰ってからでも明日でもどうにかなろう。

家を出る前にウェブを覗くと第8回WOWOWシナリオ大賞最終選考対象作品が発表されている。これまでウェブ上では公にしていなかったのだが、私は昨年の9月末まで一年間、都内某所で映画やドラマのシナリオを学んでおり、そこで書き上げた作品をこのコンテストに応募し、結果を待っていたのだ。が、一年弱かけて書いたものの人生初の二時間モノのシナリオであり、なおかつこの手のコンテストに初めて応募した作品である。最終選考候補になど当然残っていないのであった。しかしそうはいっても自分なりに全力出しただけあって、がっかり感は否めない。否めないし全力出してはいるものの、これ一作に人生を賭けたわけでもない。ということで、また新たな作品を書かねばな、と思いを新たにするのであった。

自転車で駅まで向かいたいところだが雨。親によれば午前中は雪だったらしい。そこでバス利用と思ったが、バス経由では移動しづらい図書館とレンタルDVD店に用事があるので歩く。図書館ではルオン・ウン『最初に父が殺された 飢餓と虐殺の恐怖を越えて』を未読だが返却、船戸与一『夢は荒れ地を』を一度返却後再貸出。CDも三枚返却。フォーク・クルセダーズ『ハレンチ』『フォークル大百科事典』、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのベスト盤
最初に父が殺された 飢餓と虐殺の恐怖を越えて 夢は荒れ地を ハレンチ フォークル大百科事典 ベスト・オブ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
雨の中歩いて今度はレンタルDVD返却。モノはアニメ映画『サカサマのパテマ』。感想はFilmarsに書いてるので興味があればそちらをどうぞ。
サカサマのパテマ 通常版 [DVD]

駅付近の書店にて『キネマ旬報2015年2月上旬号』、『映画秘宝2015年3月号』購入。
キネマ旬報 2015年2月上旬号 No.1681 映画秘宝 2015年 03 月号 [雑誌]

駅から電車を乗り継いで早稲田へ。東京らっきょブラザーズにて高校時代の同期と後輩と合流。前菜のサラダ、タンドリーチキンからスタートしてメインのスープカレー鍋。美味え!量が多くて途中できつくなりつつあるけど美味くて残すことなんてできねえ!シメはスープにラーメン入れてボリュームたっぷり。デザートまで付いてきて腹が本格的に苦しい。3時間近く食べ続けてるんだから当然か。途中、数年前にほぼこのメンバーによって語られた「魔性の女論」の観点においてアノ女史はどうなのか、という話題から、じゃあ今度時間を作って新たにやってみようか、という話になる。ちなみに前回のは当ブログの旧記事「マルマルモリモリ魔性の女」としてまとまっているので、次の記事タイトルは「魔性の女は、あります!」とでもしておけばいいか、と話がまとまる。

店を出てメンバーと別れ、近所の別の店へ一人向かう。シナリオを一緒に学んでいた同期生がアルバイトをしているカフェ?だかバー?だかに顔を出す。アルバイト中の同期生は忙しく店内を動き回っているが、他の同期生が二人合流し、スープカレー鍋でお腹パンパンな私を尻目にフライドポテトやらチーズ盛り合わせやらを注文。私も負けじとジンジャーエール二杯を飲みながらつまみを流し込み雑談。しばらくするとアルバイト中の同期にそろそろ閉店と告げられ、本日の連続会合終了。解散、帰宅。